雄大な山々のどかな田園風景澄んだ湧き水生まれ育ったこの土地の良さを豆腐を通じて伝えたい
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大豆とにがりと水
ただそれだけ。 -
日置食品は、島根・広瀬町の奥深く、奥田原という地で豊かな自然に囲まれ豆腐作りをしています。
豆腐の種類に合わせた国産大豆をたっぷりと使い、この土地ならではの澄んだ地下水と、天然のにがりだけで風味豊かに仕上げています。シンプルな素材にシンプルな製法。
単純だからこそ難しい私たちの豆腐作りは、日々挑戦の連続です。
commitment to products 商品へのこだわり
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日置食品の豆腐
豆腐作りは、前日のうちに大豆を水に浸けてふやかす所から始まります。日々変わる気温や気候に合わせて、大豆の浸漬時間や火にかける時間を調節します。
にがりを入れて混ぜ合わせるタイミング、出来上がった豆腐の切り分け、パック詰め…。
時代に逆行するようではありますが、人の目と手を駆使して日置食品にしか出せない味を作り上げています。 -
日置食品の油揚げ
単に豆腐を揚げるのではなく、油揚げ専用に水気を切った生地を用意しています。
揚げ油には米油を使用し、低温と高温のフライヤーを使い分けて1時間以上かけじっくり揚げています。生地の水分の抜け具合、油の温度の微妙な違いを見ながら微調整し、いつもふっくらと身が詰まった油揚げになるよう、美味しさを追求しています。
厳選素材
豆腐作りの材料や製法はいたってシンプル。だからこそ、素材の品質や手間のひとつひとつが豆腐の味を大きく左右します。
日置食品では、全ての商品に選び抜いた素材のみを使用し、丁寧に仕上げています。
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日置食品では国産大豆のみを使用しています。
豆腐とひとことで言っても、木綿・絹・おぼろ そして油揚げと、種類は様々。それぞれが一番風味良く出来上がるよう、国産大豆を数種類仕入れ、商品によって使い分けています。大豆を惜しみなくたっぷりと使うことで、自然な甘さを引き出します。 -
天然にがりと呼ばれる、粗製海水塩化マグネシウムを使用しています。
にがりは豆腐を固め、甘みを引き立てる役割を担っていますが、その量や入れるタイミングの見極めは一瞬。経験を活かした、まさに職人技が問われる瞬間です。 -
豆腐の成分の8割以上を占める水。豆腐の品質を決めるのは、何よりも水だと考えています。
豊かな自然に囲まれた奥田原は、「荒神の名水」と呼ばれる上質な湧き水のある土地です。日置食品の豆腐にこの水は欠かせません。
私たちの地元
安来市は、島根県と鳥取県の県境にある歴史と文化の色濃い町です。その中にある私たちの地元 "奥田原" は、中山間地にある60世帯余りの小さな地域です。雄大な山々とのどかな田園風景に囲まれ、豊かな自然と共に暮らしています。
豆腐作りに欠かせない水にも恵まれており、「荒神の名水」と呼ばれる湧き水は、飲めばご利益があると言い伝えられ、古くから地元の人々に愛されています。
大きな観光スポットや派手なお祭りのような、一目見て伝わるような特徴はないかもしれません。
静かな朝の冷たい空気。ご近所さんとのいつもの挨拶。ふと見上げた夕焼け空。
普段の生活にじんわりと魅力が溶け込んだ土地です。